95. 悪いと思うんやったら早よ元気にならな。
      〜風邪〜







−侑士へ−

ごめん。ちょっと風邪ひいちゃったから学校休むね…

より−



一通のメールが来た…

俺の可愛い恋人のが風邪ひきよった…

学校まで休みよった…

いつも元気で明るいが…

学校終わったら部活行かんで、見舞い行かな…


ピンポーン…


ガチャ


「あら、侑士くん。お見舞い?」

「はい…いますか?」

「上で寝てるわよ。」

「お邪魔します。」


階段を上がった突き当りのところにの部屋があった。

トントン


?俺やけど。」

「侑士?」

ガチャ


部屋の中に入るとそこには、頬を赤く染まらせて少し咳き込んでる
がベッドの中で寝とった。


「なんで侑士が…今日、部活じゃないの?」

「そやけど、部活よりのほうが気になってん。」

「コホッ…コホッ…けど、景吾に怒られちゃう…」

「それなら心配せんでえぇよ。跡部、許してくれたんや。」


寝込んでいるに向かって優しく笑った。


「…ありがとう。」

「お礼なんてせんでえぇって。は俺の大事な人やもんv」

「へへっ///」


俺の一言では小さく笑った。


「タオル冷たないやろ?ちょっと待ってな…」


俺はのおでこに乗っとった温くなったタオルを
テーブルの上に置いてあった水の中に入れた。


少し緩く絞ったタオルを熱くなってるのおでこに乗せた。


「…気持ちいい。」

「……」


ほっぺの赤い

可愛いな…


「侑士?」

「あぁ、すまん。に見惚れてとったvv」

「もう、バカ///」


…また赤くなっとる。


「なぁ、キスしてえぇか?」

「…ダメ。」

「なんでや?」

「だって、風邪…移っちゃうもん。」

の風邪ならいくらでも移りたいわぁv」


そう言うとまた顔が赤くなる。


「ダメなものはダメ。」

「お願いやぁ…」


俺は可愛くねだってみる。


「そ、そんな顔しないでよ///ダメって言えなくなっちゃう…」

…」


俺はに近づき、熱くほてっている唇に優しくキスをした。

チュッ


「んっ///」

「ありがとさんv」


もう一回キスをする。


「…そろそろ時間やな。帰らな。」

「うん。ありがとう。」


俺は、立ち上がりドアに手をかけた。


「あ、侑士…」

「ん?なんや?」


に呼び止められて振り向く


「…ごめんね…」

「悪いと思うんやったら早よ元気にならな。」

「…そだね…」

「ほなな。」


そう言って部屋を出て行った。




−翌日−


「侑士〜!!おはようv」

「お、。おはようさん。どや?調子は…」

「うん!元気だよ。侑士のおかげだねっ!ありがとうv」


チュッ

少し背伸びをして俺の頬にキスしよった。


「っ!…ほな、いこか…」

「うん!」


俺達は手を繋いで学校へ向かった…



〜FIN〜


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